山寺宏一「日本中が“チーズ”から“スティッチ!”へ」 写真を撮るとき笑顔になれる、かけ声を提案
テレビアニメシリーズでもスティッチの吹き替えを担当していた山寺さん。実写版のスティッチを任せられた時の気持ちを聞かれると、「最初の劇場版『リロ&スティッチ』をやってから20年以上がたって。そこから色んなテレビシリーズもあったんですね。だから、付き合いは相当スティッチとは長いです。でも、結構スティッチっぽいしゃべりができる声優が増えてきて。色々モノマネとかで僕の前でやる人とかいるんですよ。今回どうかなって思ったんですけど、お話をいただいて、大好きなスティッチをまた演じることができて本当にうれしく思います」と心境を語りました。
絵馬形のフリップに書いた願いごとを披露するコーナーでは、「日本中が“チーズ”から“スティッチ!”へ」と、山寺さん。「“チーズ”っていうのは、写真を撮る時の“はい、チーズ”の“チーズ”です。皆さんは写真を撮る時、笑顔がいいじゃないですか。どういうふうに言ってる?」と共演した2人に尋ねると、MOMONAさんは「やっぱり“はい、チーズ”って言いますね」と答えました。
さらに、山寺さんは「英語だったら“ズ”をはっきり言わないからいいけど、日本語だと“チーズ”って言うと“う”の口になるからね。僕子供の頃から“チーズ”はおかしいと思ってた。“ズ”だから」と長年の違和感を明かしました。
また、「最近キムチって言ったりするけど、やっぱり僕は“スティッチ”がいいんじゃないかと思って。地道に僕の周りでは、いつも写真を撮る時“じゃあみんな、スティッチ”ってやるんですよ。だから、この実写版の『リロ&スティッチ』が日本中で大ヒットして、写真を撮る時は日本全国どこでも“スティッチ”っていうようになったらいいな」と笑顔で願いを語りました。
映画は、地球に不時着した暴れん坊のエイリアン・スティッチと、いつもひとりぼっちの少女・リロの“奇跡”の出会いとかけがえのない家族の絆を描くハートフル・ファンタジーです。