長さ8メートル超の作品も…秋田ゆかりの画家の作品など46点を展示 秋田市・千秋美術館
秋田市の千秋美術館で、リニューアルを記念して、収集品をテーマごとに紹介する展覧会が開かれています。
今月、日本画の展示が始まり、秋田ゆかりの画家による作品など46点が並んでいます。
秋田市のアトリオンにある千秋美術館で開かれている展覧会「美術の扉」。
去年6月の美術館のリニューアルを記念して、これまでに収集してきた作品を3つのテーマに分けて紹介しています。
今月、日本画の展示が始まりました。
新しくなった展示室に並ぶのは、江戸から平成までに描かれた選りすぐりの日本画、46点です。
なが~いショーケースに展示された作品は、長さ約8メートル70センチ、荻津勝孝の「秋田街道絵巻・上巻」です。
江戸時代に制作されたもので、当時の八橋一里塚から土崎湊までの風景が描かれています。
展覧会には、秋田ゆかりの画家による作品も。
仙北市角館町出身の画家、平福穂庵の作品「乳虎」。
柔らかな毛並みと重量感を携えたトラの母親の周りを、子どものトラが軽快に動く様子が表現されています。
日本画の魅力に触れることができる「美術の扉・日本画」は、秋田市の千秋美術館で、来月16日まで開かれています。