金色の面をつけた男性たちが優雅に舞う 福井市の寺院で糸崎の仏舞を奉納
国の重要無形民俗文化財 糸崎の仏舞を奉納(18日午後1時福井市糸崎町)
国の重要無形民俗文化財 糸崎の仏舞が18日、福井市西部の糸崎寺で2年ぶりに奉納され、金色の面をつけた地元の男性たちが優雅な舞を披露しました。
糸崎の仏舞は、奈良時代に中国から渡ってきた僧侶が、糸崎寺に千手観音菩薩像を奉納したところ、大勢の菩薩観音が舞い踊ったのが由来とされます。
糸崎の産湯を浴びた男性8人は、墨染めの衣に袈裟をかけ、金色の仏の面をつけて、石舞台の上で太鼓やかねにあわせて3つの舞を披露しました。
■地元の人
「いつ見てもいい 胸がいっぱいになった」
■地元の中学生
「ほかの地域にはない糸崎・鷹巣の行事なので、私たちが大人になっても大切にしていきたい」
糸崎の仏舞は、国の重要無形民俗文化財にも指定されていて、2年に1度、4月18日に奉納されています。
最終更新日:2025年4月18日 18:54