北陸の港町が舞台 舘ひろしさん主演の映画 富山県内20か所でロケ

俳優の舘ひろしさんが主演をつとめる映画が、この秋公開されます。
舞台は北陸の港町で、富山県内では20か所でロケが行われました。
北陸の港町を舞台に 富山県内20か所と石川でロケ
映画「港のひかり」は、北陸の港町を舞台に、元ヤクザの「おじさん」と目の見えない少年の、年の差を超えた友情が描かれます。
富山と石川で撮影が行われました。
県内では2023年の11月から12月にかけて富山駅周辺や市街地、漁港など20か所で撮影が行われたということです。
メガホンをとったのは、映画『正体』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道人監督。
そして撮影は、『劔岳 点の記』など、富山を舞台にした映画を数多く撮影してきた木村大作さんが担当しました。
「能登半島は大変な状況 少しでも恩返しができれば」舘ひろしさんが企画から参加
全編フィルムで撮影されたこの作品に、主演の舘さんはーー。
舘ひろしさん
「モニターのないフィルムの世界なので。僕がデビューしたころ、この形だったんですごく懐かしい感じがしました」
企画段階から参加した舘さんは、「能登半島は復興の途中にあり大変な状況が続くが、本作を通じて少しでも恩返しができれば」と話しています。
映画は11月14日に公開されます。