能登半島地震にともない集まった「被災資料」の展示が、高岡市の博物館で行われています。

高岡市立博物館の展示室には、能登半島地震で液状化被害が著しかった伏木地区などから「被災資料レスキュー」として博物館が収集して調査、整理した60点余りが紹介されています。

伏木地区にある国宝・勝興寺の19代住職が書いたとされる掛け軸や、明治時代の西洋帆船での取引に関する写真などが展示されています。

博物館によりますと、寄せられた資料は高岡の歴史や生活文化の変遷がわかる大切なものとしています。

この展示は7月6日まで高岡市立博物館で行われています。