5月の『仙台・青葉まつり』、今年の特設ステージは『西公園』
5月中旬に開催される杜の都の初夏の風物詩『仙台・青葉まつり』。
今年の特設ステージは、西公園に設けられます。
一方、例年の会場勾当台公園周辺では、市役所の新庁舎建設に合わせて再整備が進んでいます。
『仙台・青葉まつり』を主催する協賛会は、18日 今年の見どころを発表しました。
今年の開催は、5月17日(土)と18日(日)の2日間です。
フィナーレの『時代絵巻巡行』では、今年初めて定禅寺通に12基の山鉾が停まった状態で、横一列に並ぶということです。
そして、勾当台公園市民広場の特設ステージでの『すずめ踊り』の演舞や飲食ブースは、今年 西公園の北側エリアに移すことになりました。
『すずめ踊り』を楽しめる無料観覧席570席と飲食ができるベンチを設置し、広さは去年のおよそ倍となります。
主催者では2日間で、去年並みの93万人の来場者を目指すとしています。
一方、勾当台公園では市役所新庁舎建設に合わせた再整備が本格化しています。
竹中弘記者リポート
「勾当台公園市民広場から道路を挟んで東側のエリアには、コンクリート製のステージが出来上がっています」
舗装工事が進んでいるのは、仮設広場です。
老朽化した市民広場の工事が、今年度中に始まり約3年間使えなくなるため整備されることになりました。
また、現在 新庁舎の建設に合わせて地下鉄南北線の勾当台公園駅を地下でつなぐ工事も進んでいます。
仙台市によりますと、勾当台公園の再整備は2031年3月まで続く予定です。
勾当台公園では初夏の『仙台・青葉まつり』だけでなく秋の『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』など、年間を通して様々なイベントが開催されていて、市民はしばらくの間 会場の変更などに対応しながら、杜の都を盛り上げるイベントを楽しむことになりそうです。