台湾からのインバウンド客を取り込もうと、現地のインフルエンサーを岡山県に招いた観光促進ツアーが、今日（1日）から始りました。

　紅葉の名所で知られる鏡野町の奥津渓を訪れたのは、台湾在住のインフルエンサーVeraさんです。岡山県の北部を舞台に開かれている「森の芸術祭」の会場や倉敷美観地区などを巡り、岡山の魅力を台湾に発信してもらうため、県が2泊3日の予定で企画しました。

　去年1年間、岡山県で宿泊した外国人観光客の内、台湾は延べ8万5000人余り。国別で最も多く、全体のおよそ3割を占めています。岡山県は来年2月台湾の商業施設で、Veraさんがこのツアーで撮影した写真や動画などを使ったPRステージを開いて、認知度の向上に努めたいとしています。