江戸から明治時代の貴重な五月人形100点を展示 山形・鶴岡市の荘内神社で「端午の節句展」
山形県鶴岡市の荘内神社でいま江戸時代から明治時代に作られた貴重な五月人形などおよそ100点を展示した「端午の節句展」が開かれています。
荘内神社は、庄内一円の家庭で受け継がれてきた人形を所蔵していてます。端午の節句に合わせて開かれているこの展示会には江戸時代の職人の技で作られた「竹田人形」や300年ほどの伝統がある和紙を使った「張子」の手法で作られた「三春人形」など貴重な人形およそ100点が展示されています。
牛若丸と弁慶の戦いを描いた人形では、緊迫の場面が再現されています。楠木正成親子の別れのシーンを表した人形も。このほか、凛々しい武将をかたどった五月人形も数多く展示されています。
訪れた人は「昔の人形は手作りで素敵な感じがする。きっと大事に家の宝のような形で残してきたんだろうというのが見てわかる」
この「端午の節句展」は5月26日まで開かれています。