日本酒、印伝、ジュエリー、それぞれの分野をリードする県内の老舗企業がスクラムを組み、伝統産業の魅力を発信するイベントが9日、北杜市で始まりました。

　名水の日本酒、甲府のジュエリー、そして甲州印伝。題して「山梨の魅力トリオ」です。

　北杜市白州町の酒蔵「山梨銘醸」で開かれているこのイベント。県内の地場産業を盛り上げ山梨の魅力を発信しようと、日本酒・七賢を手がける山梨銘醸の北原兵庫会長が声をかけ、甲府市のジュエリー会社「篠原貿易」と甲府市の「印傳屋上原勇七」が賛同しました。

山梨銘醸 北原兵庫 会長「山梨を元気にするという思いでやっている。職人の素晴らしい技術が発揮されている。発見もあるし地場産業の良さを見てほしい」

　会場では七賢の酒を飲み比べできるほか、甲州印伝の制作作業やジュエリーのクリーニングを間近で見学することもできます。

　イベントは11日まで開かれています。