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備蓄米放出 3回目の入札始まる 農水省

2025年4月23日 11:39
備蓄米放出 3回目の入札始まる 農水省

備蓄米放出の3回目の入札が、23日から始まりました。

農林水産省は23日から25日にかけて、備蓄米放出に向けた3回目の入札を行います。

対象は、2023年に収穫された「青森県産まっしぐら」や「山形県産はえぬき」など10万トンです。

いまの備蓄米の流通は一部の大手スーパーなどに限られていて、中小のスーパーなどに行き渡っていない「偏り」が指摘されています。

この状況を受けて農水省は、いままで卸売業者が備蓄米を販売できる相手をスーパーや外食業者などに限定していましたが、今回からは卸売業者にも販売を認めることにしました。

卸売業者どうしの販売を認めることで、JAと直接取引のない卸売業者や中小のスーパーにまで備蓄米を行き渡らせたい狙いです。

最終更新日:2025年4月23日 16:42