日経平均256円安 感染再拡大懸念などで

11日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日続けて値を下げました。先週末に比べ256円8銭安い2万8222円48銭で取引を終えました。
前の日のアメリカ市場で、早期に利上げが行われるなど金融政策の正常化を前倒しするとの観測から、ダウ平均株価が値を下げました。その流れを受け、東京株式市場でも売り注文が優勢となりました。
また、国内で新型コロナウイルスの感染者数が急増していることなどから、感染の再拡大による経済活動への影響が心配され、売り注文の要因となりました。平均株価の下げ幅は、一時400円に迫りました。
東証1部の売買代金は、概算で3兆73億円。東証1部の売買高は、概算で12億4677万株。