パナソニックHD、国内外で1万人規模の人員削減を実施へ
家電メーカー大手のパナソニックは、経営改革の一環として、国内外で1万人規模の人員削減を実施すると発表しました。
パナソニックHD 楠見雄規社長
「雇用に手を付けるということは、本当に忸怩たる思いで申し訳なく思っていますが、ここで会社の経営基盤を変えなければ、10年後20年後にわたって持続的に成長させていくことができない」
パナソニックホールディングスはオンラインで会見を開き、今年度から来年度にかけて、国内外で全体の4%ほどにあたる1万人規模の人員削減を行うと発表しました。
再来年の3月までに、1500億円以上の収益改善を図るとしています。
パナソニックはことし2月、家電や空調などを手掛ける中核子会社の「パナソニック」を解散し、事業ごとに3つに分社化する方針を明らかにしていて、今後、赤字事業からの撤退や拠点の統廃合を進めるとしています。
最終更新日:2025年5月10日 1:29