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経済
2010年1月21日 21:09

「上乗せ課税」停止措置に石油業界は困惑

「上乗せ課税」停止措置に石油業界は困惑
(c)NNN

 ガソリン価格が高騰した際に「上乗せ課税」を停止する措置を政府が導入しようとしていることについて、石油業界からは困惑の声が上がっている。

 政府の税制調査会(税調)は今週、ガソリン税の暫定税率廃止に伴って導入する上乗せ課税について、価格が高騰した場合には課税を停止する措置を決めた。ガソリンの小売価格が3か月続けて1リットルあたり160円を上回った場合、特別税がかからなくなり、約25円減税される。

 この措置に対し、石油連盟・天坊会長は21日午後、記者会見で、「税金の手続きに労力とコストがかかることが全く配慮されていない。マーケットが混乱することも予想され、『そんなことをする必要がないのに』と申し上げたこともある」と述べ、疑問を呈した。また、課税停止の基準について、この先1年間、3か月続けて160円を超す可能性は少ないだろうとの見方を示した。