世界初…歩行者衝突の自動回避システム

歩行者とぶつかりそうな時に、時速35キロ未満で走っていれば自動的に車が止まるシステムを、スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」が4日、世界で初めて発表した。
ボルボが開発した最新の安全技術は、車が時速35キロ未満で走行中に歩行者が現れた場合、自動的にブレーキが掛かり、衝突を回避するもの。車両に搭載されたレーダーとカメラが歩行者を検知してブレーキを掛ける仕組みで、世界で初めてのシステムとなっている。
ボルボは「システムを過信するのはよくない」とした上で、「日本では歩行者の衝突事故が多く、事故を少しでも減らせれば」と話している。
このシステムは、日本で来年発売する車両から導入される方針。