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経済
2010年7月16日 0:30

菅首相のブレーン「増税で景気は良くなる」

菅首相のブレーン「増税で景気は良くなる」
(c)NNN

 菅直人首相の政策ブレーンの一人である大阪大学・小野善康教授は15日、参議院議員選挙までに、菅首相に対して何度も「増税で景気は良くなる」と進言していたことを明らかにした。

 小野教授は15日、都内で講演し、「増税して消費が冷え込むという考えは誤解で、逆に、使途によっては景気が良くなる」とする持論を述べた。具体的には、消費税率を仮に2%引き上げて、その税収を160万人分の雇用に充てれば、失業率が2.8%まで下がるという試算を披露し、「そうなれば、誰も景気が悪いとは思わない」と述べ、国民の合意を得るのは難しくないとの考えを示した。

 菅首相もこれまで、「増税しても、使途を間違えなければ景気は良くなる」と、小野教授の考えに一致した考えを示してきた。しかし、参院選での大敗を受けて、消費税率引き上げに関して、民主党内からは慎重な意見も出ている。