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経済
2010年9月10日 10:54

振興銀が破たん申請、初のペイオフ発動へ

振興銀が破たん申請、初のペイオフ発動へ
(c)NNN

 経営再建中の「日本振興銀行」は10日、金融庁に経営破たんの処理を申請した。預金の払い戻しを保証する金額に上限を設けた「ペイオフ」が初めて発動される。

 中小企業向けに融資を行う振興銀は、金融庁に経営破たん処理を申請し、管財人となる預金保険機構の管理の下で再生を目指すことになった。

 振興銀をめぐっては、銀行法違反の疑いで前会長・木村剛被告や当時の社長ら5人が逮捕・起訴された。その後、信用不安から預金の引き出しが殺到し、すべての財産を売っても借金が残る債務超過が避けられなくなっていた。

 振興銀が破たんしても、預金者はペイオフの制度によって1000万円までの預金の元本とその利子は保護され、払い戻しを受けることができる。今回、保護の対象外となる額は全体の数%程度で、破たんの影響は限定的。ペイオフが発動されるのは制度が設立されて以降、初めてとなる。