日テレNEWS
経済
2010年12月2日 14:28

鳥インフル確認の鶏舎に鳥の侵入可能な個所

鳥インフル確認の鶏舎に鳥の侵入可能な個所
(c)NNN

 先月29日朝、島根・安来市の養鶏場で鳥インフルエンザの疑いがある鶏の死骸(しがい)が見つかった問題で、国のウイルス検査の結果、高病原性鳥インフルエンザであることが確認された。また、鶏舎に張り巡らされた野鳥の侵入を防ぐためのネットに、鳥の侵入が可能な状態の個所が複数見つかった。この部分が感染経路となった可能性もある。

 安来市の養鶏場で死んでいた鶏の検体は1日午後、茨城県の動物衛生研究所に送られ、詳しい分析が行われた。その結果、H5型の高病原性鳥インフルエンザのウイルスが検出された。引き続き、強毒性か弱毒性かが調べられる。

 島根県は、国の検査による確定を待たずに先月30日から防疫措置を取っていて、問題の養鶏場で飼育されている約2万1500羽の鶏の殺処分を進めた。1日から2日朝にかけて徹夜で作業が進められ、午前7時ごろにすべての作業が終了し、午前10時過ぎから処分した死骸の焼却が始まっている。

 また、農水省の疫学調査チームが1日にこの養鶏場を調査したところ、鶏舎に張り巡らされた野鳥の侵入を防ぐためのネットに、鳥の侵入が可能な状態の個所が複数見つかったという。この部分が感染経路となった可能性もあり、国や県が引き続き調査を行っている。