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経済
2011年12月22日 14:18

基礎年金国庫負担分 「交付国債」を財源に

基礎年金国庫負担分 「交付国債」を財源に
(c)NNN

 政府は22日、12年度予算案の基礎年金の国の負担分について、「交付国債」と呼ばれる国債を発行して必要な額を確保することを決めた。

 これは、22日朝の安住財務相と小宮山厚労相らの会合で決まったもの。基礎年金は2分の1を国が負担するが、12年度分で財源のあてがない2兆6000億円分をどう賄うかが焦点となっていた。

 「交付国債」は当面、市場での国債発行にはつながらず、この先の消費税率の引き上げを見こんで発行するもので、消費税率の引き上げがなければ財源のあてがなくなる。また、消費税率の引き上げが決まっても実際に税収が入るのは13年度以降とみられることから、当面は、年金特別会計の積立金の一部を取り崩して年金を給付することになる。

 政府は、市場で発行する国債をできるだけ増やさない方針のため、将来の増税を先食いするという異例の方法で予算案を組む形。