備蓄米12万トン…随意契約の受け付け始まる 小泉農水相「すでに約30社が応募」
備蓄米を安定的に流通させるため、11日朝から、追加のコメの放出に向けた3回目の随意契約の受け付けが始まりました。
11日10時から申し込みの受け付けが始まったのは、2021年産の備蓄米です。
売り渡されるのは、新たに追加で放出される10万トンの備蓄米と、前回の契約で買い手のつかなかった中小のスーパー向けの2万トン、合わせて12万トンです。
売り渡しの対象は、大手と中小の小売業者、精米ができるコメ販売店で、これまでに契約を結んだ事業者も申し込みできます。
小泉農水相は先ほど、すでにおよそ30社から応募があったとし、改めて追加放出の意義を強調しました。
小泉農水相
「目づまりなく切れ目なく提供していく、しっかりと価格の高騰を抑えにいくには、今ここで流すという判断をするのが一番いい」
一方、小泉農水相は10日、法律で備蓄米の転売を禁止することを検討していると明らかにしました。今週中に閣議決定したい考えです。