経済
2012年3月8日 17:07
日経平均、4営業日ぶりに9700円台回復

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8日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に値を上げた。終値は前日比192円90銭高い9768円96銭で、4営業日ぶりに9700円台を回復した。
前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が上昇した流れを受け、8日朝の東京株式市場は買い注文が先行して取引が始まった。財務省が発表した1月の経常赤字額が単月で過去最大だったことをきっかけに、ドルやユーロに対して円安が進んだことで、輸出関連株を中心に値上がりした。
午前は、日経平均株価がやや伸び悩む場面も見られたが、アジアの株式市場での株価上昇などを受け、午後には上げ幅を拡大させた。また、民間調査で2月の東京オフィス空室率が改善したことをきっかけに、不動産株なども買われた。
東証1部の売買代金は概算で1兆2704億円。売買高は概算で21億1350万株。