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経済
2012年9月20日 0:32

日銀が10兆円の追加緩和策 5か月ぶり

 日本銀行は、18日と19日に開いた金融政策決定会合で、景気の下支えのため、約5か月ぶりとなる追加の金融緩和策を全員一致で決定した。

 日銀はこれまで、市場の資金量を増やすために国債などを買い入れる70兆円規模の基金を設けて金融緩和を行ってきたが、19日の決定会合で、その基金をさらに10兆円程度増額し、総額80兆円とする追加の金融緩和策を決定した。日銀が追加緩和を行うのは、今年4月以来、約5か月ぶり。

 白川総裁は、追加緩和を決定した理由について、ヨーロッパ債務問題により、中国のヨーロッパ向けの輸出が減少するなど、海外経済の下振れリスクや長引く円高の影響を挙げた。同時に、日本の景気について、「持ち直しの動きが一服している」と、前回までの判断を下方修正した。

 増額した10兆円で日本の長期国債などを買い増しするが、今回の決定会合で、その買い増しを確実に行うため、入札の際に設けていた下限金利について撤廃することも決定した。