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経済
2012年11月12日 17:52

経団連・米倉会長「景気は後退局面に」

経団連・米倉会長「景気は後退局面に」
(c)NNN

 内閣府が12日に発表した12年7~9月期のGDP(=国内総生産)は、年率換算で3.5%のマイナス成長となった。発表を受け、経団連・米倉会長は「景気は後退局面に入った」との認識を示した。

 12年7月から9月期のGDP実質成長率は、前の3か月と比べてマイナス0.9%、これが一年間続いた場合の年率に換算すると、マイナス3.5%となった。マイナス成長となったのは9か月ぶり。

 ヨーロッパの財政不安に端を発する世界景気の減速で、欧米や中国向けなどを中心に、輸出が大きく減少したことが要因となっている。また、エコカー補助金の終了で自動車の販売が落ち込んだことや、節電の影響で電気やガスの使用量が減ったことなどにより個人消費もマイナス幅が拡大している。

 GDPの発表を受け、米倉会長は、「景気は後退局面に入った」との認識を示した上で、「マイナス成長が起こると、雇用が減り、経済が縮小していく」と述べ、今後、失業者が増える覚悟も必要になっていくとの見方を示した。その打開策として、政府が、これまでに策定した経済成長戦略を、確実に実現していくことが必要と訴えた。