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介護ロボット、年内に安全基準策定へ

2013年4月27日 22:01
介護ロボット、年内に安全基準策定へ

 甘利経済再生相は27日に放送された日本テレビの番組「action! 日本を動かすプロジェクト2012~13」で、介護ロボットの実用化を急ぐため、年内に安全基準を策定する考えを示した。

 甘利経済再生相は「介護ロボットというのは、ルールがない世界なんです。医療法、薬事法の外側ですから。今年末までに、介護用(ロボット)の基準がないところに基本的な安全基準を作ります」と述べ、現在、国として安全基準が定められていない介護ロボットの実用化促進に向け、年内に安全基準を明確にする考えを示した。

 これは、日本の介護分野などのロボット先端技術について、法律などの環境整備が遅れていることから、実用化に時間がかかっていることを踏まえたもの。介護用ロボットは、力のない女性でも、着用することで体の大きな要介護者を持ち上げることが可能になるなど、実用化が待たれている。

 政府は今後、厚労省を中心に、年内に法制化も含めた検討を行い、安全基準を決める方針。

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