日本のTPP交渉参加、正式承認

TPP(=環太平洋経済連携協定)をめぐり、日本時間23日午後3時過ぎ、日本の交渉参加が正式に承認された。
交渉参加が認められたことで、日本はこれまでの交渉内容がまとめられたテキストを初めて閲覧できるようになった。テキストは数千ページに及ぶとされており、その解読と分析に相当な時間が割かれる見込み。
今回、日本の参加は知的財産の分野など6分野の作業部会にとどまる。日本はコメなどの農産物の重要5品目で関税を守りたい立場だが、今回の交渉では農産物の関税の部会はすでに終了している。
24日午後と25日は、遅れて参加する日本のために「日本セッション」が開かれ、各分野の交渉官らが参加して議論を行う予定。