経済
2013年10月8日 16:55
日経平均5日ぶり反発、終値1万3894円

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8日の東京株式市場で、日経平均株価は5営業日ぶりに値を上げた。終値は前日比41円29銭高い1万3894円61銭。
アメリカの財政問題を背景に、前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が大幅に下落したことを受け、8日朝の東京株式市場も売り注文が先行した。円相場が円高に傾いていたこともあり、輸出関連株中心に株が売られ、日経平均株価は一時、取引時間中としては約1か月ぶりに1万3800円を割り込む場面も見られた。
一方で、このところ値下がりが目立っていた銘柄に値頃感からの買い注文も入り、午後になると円相場がドルに対して下落したのをきっかけに株価もプラスに転じた。主なアジア株が堅調に推移していることも支援材料となり、株価は一時、1万3900円台を回復した。
東証1部の売買代金は概算で1兆8954億円、売買高は概算で26億4683万株。