経済
2014年2月17日 10:02
GDP成長率 4四半期連続プラス

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去年10月から12月までのGDP(=国内総生産)の成長率は、年率に換算して1.0%と、4四半期連続のプラス成長となった。
去年10月から12月のGDP成長率は、物価の変動を除いた実質で、前の3か月と比べて0.3%のプラスとなった。さらに、この成長が1年続いた場合の年率換算では1.0%のプラスとなっている。プラス成長は4四半期連続。これは、消費税率引き上げ前の駆け込みで、自動車の販売が好調だったことなどから「個人消費」がプラスになったことが主な要因。
また、企業収益が改善したことを背景に「設備投資」も前の期に比べ1.3%増加した。
一方で、「外需」は輸出が増えたものの、原油や液化天然ガス(=LNG)を中心に輸入の伸びが上回ったためマイナスとなった。
甘利経済財政担当相は先行きについて「消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあって消費の増加傾向が続くことが見込まれる」とする一方、「反動減には留意が必要」だとしている。