ローソン新社長に玉塚氏　新浪氏は会長へ

　ローソンは５月１日付で玉塚元一ＣＯＯが社長に昇格し、新浪剛史ＣＥＯが会長に就くことを正式に発表した。

　新社長に就任する玉塚元一氏「一層強い組織にして、経営理念の下、しっかりとローソンが継続的に成長し、さらなる飛躍を遂げるよう頑張っていきたい」

　ローソンは２４日、取締役会を開き、５月１日付で玉塚元一ＣＯＯが社長に昇格することを決めた。新浪剛史ＣＥＯは会長に就任し、５月２７日の定時株主総会後は代表権も返上するという。また、ＣＥＯ、ＣＯＯの役職は廃止する。

　２４日午後の会見で、玉塚氏は「強い組織をつくり、小商圏の製造小売業で世界一を目指す」と意欲を語った。

　また、新浪氏は玉塚氏について「加盟店の信頼が厚く、みんなと暮らすマチを幸せにするというローソンの理念を実践できる人物」と評し、今後について「二頭態勢にならないよう、大所高所からサポートしていく」と述べた。