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経産省、燃料電池普及へ計画発表

2014年6月19日 22:32

 経済産業省の有識者会議は19日、水素や燃料電池の普及に向けた計画をとりまとめた。

 「燃料電池」とは水素と酸素の電気化学反応で電気を作るいわゆる発電装置で、日本がこの分野では特許出願件数が世界一となっている。経済産業省の有識者会議は19日、燃料電池や水素の供給ステーションの普及に向けた計画をとりまとめた。計画では、燃料電池を使った車については2025年にはハイブリッド車と同等の車両価格を実現する事を目標とし、来年に販売開始が見込まれる燃料電池車には補助金を出し購入支援を行う。

 また、水素の価格については来年にはガソリン車の燃料代と同等以下に、2020年頃にはハイブリッド車の燃料代と同等以下の価格実現を目指すとしてする。