日韓関係が改善しない中、経団連の榊原会長は日韓の財界・学会関係者らによるフォーラムで、アジアの成長の果実を得るためにも、日韓の協力が必要だと訴えた。

　経団連の榊原会長は１９日、都内で行われた日本と韓国の経済界トップなどが集まる「東京－ソウル・フォーラム」で講演し、韓国がＴＰＰ（＝環太平洋経済連携協定）の交渉参加に向けて、各国と協議に入ったことは日本の経済界も歓迎していると述べた。

　榊原会長「韓国がＴＰＰ交渉に加わることで、日本と韓国が共同して交渉を加速するということでも非常に意味があると思っている」

　また、日韓関係が円滑でない中、日本と韓国の経済界が協力して改善に向け後押ししていくことを確認した。