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経済
2014年12月9日 18:29

大幅値上げ 吉野家社長が値上げ理由を説明

大幅値上げ 吉野家社長が値上げ理由を説明
(c)NNN

 大手牛丼チェーンの吉野家は、17日から牛丼などを値上げすると発表した。

 河村泰貴社長「この度、牛肉の価格高騰を受け、牛丼を始めとする牛肉関連商品におきまして12月17日より価格改定を実施させていただきます」

 9日に都内で会見を開いた河村社長はこのように述べ、今年に入り2回目の値上げを行うことを明らかにした。値上げするのは主力商品である「牛丼」と「牛カルビ丼」で、牛丼は、現在300円の並盛(税込み)を80円値上げし、380円に、牛カルビ丼は現在490円の並盛(税込み)を100円値上げし590円にするという。10月に再登場した「牛すき鍋膳」は、現在630円(税込み)の価格を据え置く。

 さらに河村社長は、値上げする要因について次のように述べた。

 「今回の価格改定に至った要因は、牛肉の輸入価格上昇による調達コスト増加です。需要と供給のバランスの崩壊、アメリカの干ばつを発端として、肉用牛の減少による供給不足と近年の諸外国の消費拡大による需要急増、両面で価格の高騰が発生している。輸入価格が1キロあたり1000円を超えるのは、吉野家の歴史をさかのぼっても過去に例がない」-河村社長は値上げの要因として、牛丼に使うアメリカ産牛肉の価格が高騰していることを挙げた。具体的にはアメリカの干ばつの影響で牛の飼養頭数が減少した一方で、アジア諸国の輸入量は5年間で約2倍に増加したと指摘した。

 値上げは、17日午後3時から全国の店舗で一斉に行われる予定。