急速に円高進む 約2か月ぶり一時130円台に
急速に円高が進み、円相場が一時、およそ2か月ぶりに1ドル=130円台をつけました。
2日の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=130円台前半をつけ、およそ2か月ぶりの円高ドル安水準となりました。
円相場は先月14日に1ドル=139円台まで円安が進みましたが、先週以降、急速に円を買う動きが進み、2週間あまりで9円ほどの円高となりました。
これは景気減速の懸念からアメリカの金利引き上げのペースが緩くなるとの見方が広がったためです。また、アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問すると報じられたことで米中の対立への警戒感が強まったことも、円高に進んだ要因の一つとみられています。