トラックやバスなどを生産・販売する日野自動車と三菱ふそうトラック・バスは来年4月に経営統合することで最終合意しました。

日野自動車と三菱ふそうは新たに設立する持ち株会社の傘下に入り、それぞれの親会社、トヨタ自動車とドイツのダイムラートラックが持ち株会社の株式を25パーセントずつ保有する方針です。来年4月に従業員4万人以上で事業をスタートするとしています。

今回の経営統合で日本のトラックメーカーは、いすゞ自動車のグループと2つに集約されることになります。

トラックなど商用車をめぐっては、自動運転や電動化の開発が進んでいて、単独メーカーでの生き残りが厳しい状況となっています。

それぞれの強みを活かすことで、課題となっている脱炭素や水素エネルギーの活用といった次世代の技術開発で連携し、世界での競争力を強めたい考えです。