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経済
2016年2月8日 22:45

シャープと鴻海の協議 JDI一喜一憂せず

シャープと鴻海の協議 JDI一喜一憂せず
(c)NNN

 シャープの液晶部門との統合が見送られる方向が強まったジャパンディスプレイ(=JDI)が8日に決算会見を行い、シャープと台湾メーカー・ホンハイとの協議の行方については「一喜一憂しない」と述べるにとどまった。

 ジャパンディスプレイの4月から9か月間の営業利益は、アメリカのアップル向けや中国で、高精細の液晶パネルの需要が拡大したことなどから、239億円の黒字となった。しかし、1月から3月については、欧米、中国とも液晶パネルの需要が落ち込む見通しであることや、有機ELの研究開発投資を増やすことなどから、19億円の営業赤字を見込んでいる。

 一方、シャープが、ジャパンディスプレイと統合するのではなく、ホンハイ傘下に入る見通しについては、「一喜一憂しない」と述べるにとどまった。

 ジャパンディスプレイ・本間充CEO「シャープも競合として以前から対抗馬としては彼らの商品戦略も分析をし尽くしてますし、またホンハイが持つイノラックス(液晶パネルメーカー)も含めてすべて戦略マップの中に落とし込んでいる」

 本間CEOは、液晶パネル市場の動向を理解して手を打っていると述べ、利益拡大に向けた経営改革を粛々と進めていく意向を示した。