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英国民投票の開票結果受け 円相場が乱高下

2016年6月24日 9:13
英国民投票の開票結果受け 円相場が乱高下

 EU離脱の賛否を問うイギリスの国民投票の開票結果を受けて外国為替市場で円相場が乱高下している。

 イギリスの国民投票は日本時間24日午前6時に投票が締め切られ、最初にSKYニュースが残留派リードという独自の調査結果を発表した。これを受けて外国為替市場ではポンドやドルが買われ円を売る動きが加速し、円相場は、一時、1ポンド=160円台、1ドル=106円台後半まで円安が進んだ。

 しかし、日本時間の午前8時過ぎに5か所の開票結果で一転して離脱派が優勢と伝わると一気にポンドを売って円を買う動きに変わり、1ポンド=147円台まで円高が進んだ。ドルも売られ1ドル=103円近辺をつける場面もあった。

 大勢判明は早ければ日本時間24日昼頃になる見通しで、順次発表される開票結果次第で市場が一喜一憂する情勢は続きそうだ。