非正規労働者への支援充実、“リフィル処方箋”推進など民間議員から提言 政府・経済財政諮問会議
政府の経済財政諮問会議が開かれ、非正規労働者への支援を充実することや、いわゆる「リフィル処方箋」の推進などが民間議員から提言されました。
13日の経済財政諮問会議では、雇用や社会保障制度について、民間委員からの提言をもとに話し合われました。
このうち雇用環境をめぐっては、非正規労働者が失業給付を受ける要件の緩和や、職業訓練などの支援の充実などが提言されました。
また社会保障分野では、1枚の処方箋を3回まで繰り返し使うことで慢性疾患の患者の通院回数減少や医療費の削減につながるとされる「リフィル処方箋」について、「一気に普及・活用をすべき」との方針が示されました。
山際経済再生担当大臣は会議後の会見で、社会保障改革について、「2040年以降の高齢化のピークを見据え、改革事項を工程化すべき」と強調しました。