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経済
2017年1月4日 10:23

「大発会」日経平均は上昇してスタート

「大発会」日経平均は上昇してスタート
(c)NNN

 4日、東京証券取引所では恒例の「大発会」が行われ、今年最初の取引が始まった。東京証券取引所から東本由紀子記者が伝える。

 新年らしい華やかな雰囲気に包まれた東京証券取引所。4日の日経平均株価は昨年末比184円31銭高の1万9298円68銭で寄りつき、幸先の良いスタートとなった。取引前の大発会には麻生財務相も出席し、市場の活況を願った。

 去年はイギリスのEU離脱をめぐる国民投票やアメリカの大統領選挙など、海外の政治的な出来事が日本の市場を揺るがした。今年も海外の政治動向は市場に大きな影響を与えそうだ。

 特に、今月20日にアメリカの大統領に就任するトランプ氏が「実際に何をやるのか」に市場は注目している。減税やインフラ投資などトランプ氏が掲げる経済政策に市場は期待感を寄せていて、ある大手証券会社は、株価が2万3000円まで上昇する場面もあるのではないかと予想している。

 しかし、トランプ氏の過激な移民政策や保護主義的な政策を“リスク”と捉える投資家も多く、先行きは見通せない。トランプ旋風は今のところ日本経済の追い風となっているが、日本の個人消費は力強さに欠けたまま。また、労働力不足も深刻となっていて、賃上げや働き方改革などを通じて足腰の強い日本経済を作っていくことが重要となる。