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経済
2017年2月15日 1:45

米原発事業で巨額損失 東芝会長が引責辞任

米原発事業で巨額損失 東芝会長が引責辞任
(c)NNN

 東芝はアメリカの原発事業で7125億円の損失を見込んでいると発表した。

 東芝は去年4月から12月までの決算について、アメリカの原発事業での損失額が7125億円、最終損益が4999億円の赤字という見通しを公表した。この責任を取り、原発を担当していた志賀会長が退任する他、綱川社長が月給の返上をこれまでの60%から90%に拡大する。また、主力のフラッシュメモリー半導体事業について、綱川社長は完全売却の可能性もあるとの考えを示した。

 綱川社長「全ての(応札の)オファーを鑑みてですね。将来の価値を一番大きくできるところと、うまくこの機会に柔軟に対応したいということであります」

 ただ、東芝は正式な決算発表を1か月先に延期した。アメリカの原発子会社・ウェスチングハウスの会計処理で、経営者が不適切な圧力をかけた疑いが内部通報で分かり、その調査が終わっていないため。日本テレビの取材によると、内部通報で名指しされたのは東芝の志賀会長とウェスチングハウスのロデリック会長だという。

 東芝は、このウェスチングハウスによる巨額の損失の影響で大幅な赤字に陥っているが、不適切な会計の指示が事実だった場合、東芝の決算に影響を与える可能性がある。