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経済
2017年4月11日 10:23

東芝 監査法人の合意なしで今日決算発表か

東芝 監査法人の合意なしで今日決算発表か
(c)NNN

 東芝は2度にわたって延期した決算発表について、会計をチェックする監査法人の合意を得られないまま11日、行う方向で調整している。

 東芝では、11日早朝から取締役らが会議を続けているが今もなお、アメリカの監査法人から質問が送られてくることから、監査法人からのお墨付きナシに決算発表する異例の事態となる見通し。

 東芝の決算をチェックする監査法人が、決算内容にOKを出さないのは、東芝の子会社だったアメリカの原発関連会社に過去にさかのぼって不正会計がなかったか疑問が消えないため。11日も決算発表できないと、前例のない3度目の延期要請となり「上場廃止」の懸念も強くなる。

 東芝内では監査法人への不信感も募り、「延期してもいつ合意できるのかわからない」ことから、11日に監査法人の合意なしで、決算発表することを検討している。

 一方、東京証券取引所の関係者からは、決算が適正だと合意を得られないまま発表する考えについて、「夏休みの宿題を白紙で出すようなものだ」と厳しい声があがっている。もし、監査法人のお墨付きが得られなければ、市場の信頼をまた損ねることになり苦しい立場に置かれている。