日テレNEWS
経済
2017年5月18日 7:20

政治的混乱受けダウ急落 円相場は値上がり

 17日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、トランプ大統領をめぐる疑惑など政治的な混乱を受け、370ドル以上大きく値を下げた。

 17日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比372ドル82セント安の2万0606ドル93セントで取引を終えた。ダウ平均株価の下げ幅が350ドルを超えるのは去年9月以来約8か月ぶり。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は158.63ポイント下がり6011.24となった。

 トランプ大統領がFBI(=米連邦捜査局)のコミー前長官に元側近の捜査をやめるよう求めたとアメリカのメディアが大きく報じ、政治的な混乱が広がっていることを受けて、この日は取引開始直後から幅広い銘柄で売りが広がった。また、ニューヨーク外国為替市場でも、リスクを避けようと比較的安全通貨とされる円を買う動きが加速し、円相場は1ドル=110円台に値上がりした。

 市場関係者は「この政治的な混乱で、期待していたトランプ政権の減税やインフラ投資などの政策が実施できなくなるとの懸念が広がったため」と話している。