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経済
2017年9月1日 7:36

“利上げ遠のく”観測強まりダウ55ドル高

 8月31日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は物価関連の経済指標が低かったことを受けて、FRB(=アメリカ連邦準備制度理事会)による利上げが遠のいたとの観測が強まり、ダウ平均株価は55ドルあまり値を上げた。

 8月31日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比55ドル67セント高の2万1948ドル10セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数も60.35ポイント上げて6428.66と約1か月ぶりに過去最高値を更新している。

 この日は、発表された物価関連の経済指標が低く、FRBが追加利上げに慎重になるのではとの思惑が広がったことで、市場は買いが優勢となった。一方、アメリカ南部で大きな被害をもたらしているハリケーンの影響で、保険関連株などは売られている。ナスダックでは業界再編が進むとの観測からバイオ関連株が買われ、過去最高値更新の原動力となった。

 市場関係者は「9月1日に発表の雇用統計では雇用関係の指標がよいことはおり込み済みで、賃金関連の指標の動きが注目されている」と話している。