昨年度スーパー売上高13兆3389億円 イエナカ需要で14年ぶり高水準
全国のスーパーの昨年度の売上高は、コロナ禍のイエナカ需要で14年ぶりの高水準となりました。
日本チェーンストア協会によりますと、全国のスーパーの去年4月から今年3月までの1年間の売上高は13兆3389億円で、前年度に比べ3.1%増加しました。これはリーマンショック前の2007年度以来、14年ぶりの高さです。
新型コロナウイルスによる外出自粛で家で食事をする人が増え、食料品の売り上げが大きく伸びました。一方、テレワークの普及などにより、衣料品は苦戦しました。
原材料の高騰や円安の影響で食品や日用品の値上げが相次いでいて、チェーンストア協会では「今後、消費者の節約志向がいっそう強まるのではないか」とみています。