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経済
2017年11月15日 18:58

新「おせち」続々…“100円”や一人用も

 今年も残すところあと1か月半。年末のおせち商戦には“ある異変”が起きている。キーワードは、「ネット通販」、「低価格」、「インスタ映え」、「一人用」だ。

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 ネット通販大手のアマゾンは15日、来年のおせちを発表した。“日本一背の高い”「タワーおせち」(20万円・税込み)は21段、116品の食材が詰め合わされているという。この他にも、洋食のおせちにスイーツのおせち。犬用のおせちなど、約480種類のおせちを用意し、全てネットで注文が可能だ。

 また、「ローソンストア100」では、一つ「100円」(税抜き)のおせちを販売する。数の子やかまぼこなど、おせちの定番料理が22種類。自分が食べたいものを組み合わせ、オリジナルのおせちを作ることもできる。

 ある出版社の調査では、あったらいいと思うおせちについて、有名シェフによるおせちに次いで、少人数用のおせちを求める声が年々増加しているという。

 こうした中、横浜市の高島屋横浜店は、おせち売り場に少人数用や1段の見本も多く並べる。少人数用のおせちは、3年前と比べ売り上げが10%以上伸びている。今年は50種類増やし、280種類用意したという。また、SNSに投稿したくなるように、見た目を工夫して開発したおせちも用意した。

 おせち担当マネジャー・岩田純一郎さん「インスタ映えがするような」

 こうした動きは、一人暮らしの多い都心だけでなく、地方にも広がっている。

 静岡・浜松市にある仕出し店では、これまで4人から5人用のおせちを販売していたが、「一人用のおせちがないかという問い合わせがかなり入ってくる状況で、今回初めて一人用のおせちを作るようにした」(竹泉・木俣昭彦代表)という。予約を開始すると予想外の手応えで、「4人5人家族ですが、一人ずつ用意したいと。そういうお客様もいると 初めて認識した次第です」(同代表)と話す。

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 変わりつつあるお正月の風物詩。今後はどのような広がりをみせるのだろうか。