“未来を身につける”ウエアラブル最前線

服やメガネといった普段私たちが身につけるものがハイテク機器と融合し、より便利になってきています。その最新技術を取材しました。
時計やメガネなど身につける電子機器「ウエアラブル」に関する世界最大級の展示会。ひときわ多くの人が集まっていたのが「メガネ型のウエアラブル端末」のブース。レンズの部分がモニターになっていてスマホやパソコンの映像が見られるんです。このメガネ型ウエアラブル端末で動画を見ながら折り紙に挑戦してみると――
小菅キャスター「この折り方、初めてですけど映像見ながらだとわかりやすい」
初めての折り方でも、動画を見ながらなのでスムーズに折ることができました。このメガネ型のウエアラブル端末、私たちの生活でどう役立つのでしょうか?
エンハンラボ・座安社長「両手を使いながら情報を見られますから、料理をしながら料理の手順を見るとか」「手が使えない時に見えるとか、ベッドに寝ながらユーチューブを(手を使わずに)見るとかできます」
一方、あるイヤホンに関するブースでは――
小菅キャスター「耳の裏で聴くって書いてあります」
このイヤホン、使われている技術は骨伝導。音を聴く場所によって聞こえ方が違うため、こちらでは耳の裏やこめかみなど様々な場所で聴くイヤホンを開発しているんです。実際につけてみると――
小菅キャスター「周りの音も聴こえますし、音楽もバッチリ聴こえます」
さらに骨伝導の技術を使ったもので、オーディオ機器の振動で、置いた場所がどこでもスピーカーになるものもありました。
世界最大級のウエアラブルに関する展示会。私たちの生活をより豊かにする最新技術がありました。