利益確定の売り優勢 NYダウ、15ドル安
1月31日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前日に大幅高となった反動で利益を確定させる売りが優勢となり、反落して取引を終えている。
1月31日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は前日比15ドル19セント安の2万4999ドル67セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は98.66ポイント上げて、7281.74で取引を終えている。
この日は前日に430ドルあまり上げた反動から、利益を確定させる売りが先行する展開となった。ワシントンで行われているアメリカと中国の閣僚級による貿易協議が進展するとの期待から上げに転じる場面もあったが、最終的には反落して取引を終えている。
一方、前日の取引終了後に発表された決算が市場の予想を上回ったフェイスブックが大幅に買われて相場をけん引し、ナスダック総合指数はほぼ2か月ぶりの高値で取引を終えている。
市場関係者は「グーグルの持ち株会社・アルファベットなど注目企業の決算がまだ続くので、それらの発表内容に注目する展開が続く」と話している。