極ZERO訴訟 サッポロ側の請求認めず

サッポロビールが販売した「極ZERO」は、「第3のビール」に当たらないとの判断が示された。
サッポロビールは2013年に酒税が安い「第3のビール」として「極ZERO」を発売したが、国税当局から「第3のビール」ではない可能性を指摘され、国と争っていた。
6日の判決で東京地裁は、商品は「第3のビール」ではないと判断し、自主的に納付した酒税およそ115億円の返還を求めていたサッポロ側の請求を退けた。
サッポロビールは、「今後については代理人と協議の上、決定いたします」としている。