大塚家具2018年決算発表 3年連続赤字

大塚家具が2018年の決算を発表し、最終損益が32億4000万円の赤字となったと発表した。
大塚家具は14日に2018年12月期の決算を発表する予定だったが、計算する根拠となる資料集めに時間がかかるとして延期していた。
15日に発表された決算で、去年1年間の営業損益は51億円の赤字、最終損益も32億4000万円の赤字となり、3年連続の赤字となった。
こうしたことから大塚家具は、日本と中国の企業が出資するファンドなどから38億円の資金提供を受け経営再建をはかる方針。大塚家具では、資金をネット通販の強化や店舗の改装、ブランドイメージの回復に活用する方針。
また、今後、中国市場を開拓するほか、家電量販店最大手のヤマダ電機と協業し、売り上げの拡大を目指す。