スマホ進化 今後はプロの現場もスマホ一台

世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「スマートフォンカメラ 今後どう進化?」。ITジャーナリストの富永彩乃さんに聞いた。
2月にスペインのバルセロナで開催された世界最大級の携帯電話見本市を取材した富永さん。今回の見本市では、特に「5G技術」に対応した折りたたみスマートフォンが注目された。
一方で、スマホのカメラ機能も進化しているという。ノキアは「5眼スマホ」、ソニーの縦長スマホのカメラは3眼と瞳オートフォーカス、中国のOPPOは10倍ハイブリッド光学ズームなどを搭載するとしている。
――セルフィー研究家でもある富永さん、「スマホカメラの今後」はどうなるのでしょうか?フリップをお願いします。
「プロの現場もスマホ一台」です。
いま、カメラの技術が進歩していまして、スマホのカメラでもかなりきれいに撮ることができます。私は動画もスマホできれいに撮れる時代が来るのではないかと思っています。先ほど、ご覧いただきました取材ビデオもすべてスマホで撮影しているんです。
スマホで見る方も増えてきていますし、高画質でさらに音質も良くなっていけばハイビジョンで4Kで撮影できるようになると思います。
――今、カメラとビデオカメラがいま、別々ですが…
これが一緒になります。しかも、プロの現場で使われるようになると思います。
――5眼スマホとか、電池が進化していたりなどはどうでしょうか。
スマホにカメラがたくさんついていると楽しいですけど、技術的にもより深みのある写真が撮れるといった利点があるんです。しかし、カメラの技術というのはこれ以上、なかなか上にはいくのは難しいかなと私は思っていて、次は動画だと思います。
SNSもいま動画がはやっていますので、スマホもそれを追って動画の技術が進歩するのではないかと思っています。
――特に若い方々は、動画をアップしたり、コミュニケーションしたりという時代になってきていますよね。
5Gでさらに動画が進化するのではないかと思っています。
――個人的には、電池がもう少し薄くて、長い時間使えるものがあるといいと思うのですが。
バッテリーも大容量のものが出ると思います。
【the SOCIAL opinionsより】