NYダウ 売りと買いが交錯わずかに値上げ
14日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は売りと買いが交錯する方向感が定まらない展開となり、ダウ平均はわずかに値を上げて取引を終えている。
14日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前営業日比7ドル5セント高の2万5709ドル94セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は、12.50ポイント下げて7630.91で取引を終えている。
この日は、アナリストから前向きな評価が相次いだ「アップル」が買われたほか、金融関連株も好調だった。一方、アメリカと中国の首脳会談が4月以降に延期されるとの一部報道を受け、米中貿易協議の先行きへの懸念が相場の重荷となった。
市場関係者は「来週はFRB(=連邦準備制度理事会)の会合で話し合われるアメリカ経済の現状や見通しに、市場は注目している」と話している。