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329ドル高 約半年ぶりの高値で取引終了

2019年4月2日 7:41

1日のニューヨーク株式市場はアメリカと中国での製造業に関する経済指標がそれぞれ改善し、ダウ平均株価はおよそ半年ぶりの高値で取引を終えている。

1日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の週の終値から329ドル74セント値を上げ、2万6258ドル42セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も99.59ポイント上げて7828.91で取引を終えている。

この日は、朝方に出たアメリカの製造業に関する経済指標が市場予想を上回り、アメリカの景気後退への懸念が和らいだ。これを受け、長期金利が上がったことで景気に敏感な金融関連株などを中心に幅広く買われた。

また、中国の経済指標も改善したことや、米中貿易協議の進展への期待感から、「ボーイング」や「キャタピラー」など中国での事業比率の高い銘柄が買われ、ダウ平均は、およそ半年ぶりの高値で取引を終えている。

市場関係者は、「きょうはアメリカの景気減速の懸念が後退したが、今週は雇用統計など、重要な経済指標の発表があり、引き続き注視したい」と話している。