久美子社長が和解求める方針 決裂の父は…

大塚家具の大塚久美子社長が、4年前のお家騒動で決裂して以来初めて父・勝久氏に和解を求める方針を固めた。
大塚家具の大塚久美子社長は、伝統的な職人の技による家具の価値を伝えることを目的とした団体を26日に設立する。設立にあたり、父・勝久氏に役職についてくれるよう求める決意を固めたことが、日本テレビの取材で明らかになった。これにより、経営権を巡り争った創業者の父・勝久氏と和解したい考え。
大塚家具は「ハイラインズ」など日中企業連合の出資を受け入れ経営の立て直しを図っていて、ハイラインズの陳社長は、久美子社長に父・勝久氏との和解を促していた。
父・勝久前会長はかねてより経営で苦戦する久美子社長を心配してきたが、今回の申し入れにどう応えるのか注目される。